バードリサーチについて

バードリサーチの目的


 近年、環境の改変により、絶滅したり急減したりした種が増えています。また、その反面、一部の種は個体数を回復あるいは増加させ、人間活動との軋轢が生じ、その解消が社会的に求められています。このような問題を解消し、人間と自然が共存できる社会を構築するためには、各生物種の分布や生態といった基礎的な情報を収集して現状を把握し、有効な対策を検討していく必要があります。そのためには、アマチュアの観察者を含めた多くの人々が、基礎的な情報を収集してそれを集約していくような体制をつくることが重要です。バードリサーチでは、会員のみなさまの協力の下、日本野鳥の会などの他団体と協力しながら以下の活動を行っていきます。


バードリサーチの活動


バードリサーチでは以下の活動を行なっていきます。

  1. 基礎的な情報の収集・解析・データベース化
    有効な保護活動を行なう上では、基礎的なデータが不可欠です。鳥類等の分布、生態行動などについて調査研究を行なって情報を収集し、解析、データベース化し、保全等に利用できるようにします。
  2. 情報に基づく対策の立案
    基礎的な情報をもとにして、希少種の保護対策、軋轢の解消のための対策、生息地の改善のための対策等を提案していきます。
  3. 新しい調査手法の開発
    科学技術の進歩により、潜在的に自然環境調査に応用できるさまざま技術があります。そのような手法を応用し、新しい調査手法を開発します。
  4. 普及啓発およびアマチュアの研究者のレベルアップ
    鳥類の保護等に、欧米ではアマチュアの研究者の活動が重要な貢献を果たしています。日本でも優秀なアマチュアの研究者が出てきていますが、まだまだ少ないのが実状です。自然の大切さや調査研究の面白さの一般への普及啓発によりアマチュア研究者の層を広げ、研究誌の発行、ニュースレターの発行、講習会の開催などで、アマチュア研究者のレベルアップを目指します。



理事
植田睦之(理事長),神山和夫,高木憲太郎,守屋年史

運営委員


石田 健
上田 恵介
加藤 七枝
金井 裕
金子 正美
羽山 伸一
樋口 広芳
平野 敏明

東京大学大学院・森圏管理学専攻分野助教授
立教大学・理・動物生態学研究室教授
バードリサーチ
財団法人 日本野鳥の会主任研究員
酪農学園大学環境システム学部地域環境学科 助教授
日本獣医畜産大学・野生動物学教室助教授
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科
日本野鳥の会栃木県支部



監事
宮崎 敬

会員数
 1777人(2014年6月末時点)