全国的に夏鳥が減少しているなかで,サンショウクイも減少しているといわれています。。環境省の自然環境保全基礎調査によると,1974-1978年と1997-2002年に行なわれた調査結果を比べると,その記録メッシュは330メッシュから224メッシュに減少してしまっています(下図)。 しかしこの図をよくみると,九州南部のみ記録メッシュが逆に増加しているのがわかります。日本に生息するサンショウクイには「亜種サンショウクイ」と「亜種リュウキュウサンショウクイ」の2亜種がいますが,「サンショウクイ」が減少している反面,「リュウキュウサンショウクイ」は分布を北に拡大しているようなのです。近年も分布の拡大が進み,北部九州や四国でも観察されるようになっています。 そこで,「亜種リュウキュウサンショウクイ」および「亜種サンショウクイ」の分布状況の変化をつかむために情報収集をすることにしました。観察された方はその観察場所や状況についての情報をお送りください。 環境省種の多様性をもとに描く。赤が繁殖が確認されたメッシュ,青が繁殖の可能性の高いメッシュ,緑が生息が確認されたメッシュ。環境省の原図はこちら。
サンショウクイ (撮影 内田博氏)