プロジェクト紹介

飛翔性昆虫ウォッチ


予備調査の方法


  1. 調査をする場所
    自動販売機あるいは自宅の網戸が調査場所になります。他人の家の網戸まで調査に行くと警察を呼ばれる可能性があるので、しないでください。
    自動販売機は、大通りにあるものなど、近くに強い光があると、虫がそれに引き寄せられてしまう可能性があるので、近くに強い光がある場所は避けてください。また、3台以上の自動販売機が並んだ場所は、普通の自動販売機と比べて強烈に明るくなってしまっており、他の自動販売機との比較が難しくなってしまうと思いますので、2台ならんだ自動販売機までを対象とします。
    立地条件により、虫の集まり具合が違いますので、5か所程度は見ていただけるとうれしいです。


  2. 調査をする時期
    5月と8月に1回ずつ調査をしてください。もし6月と7月にもできる方は、その月にも見ていただければベストです。


  3. 調査する時間帯
    日の入後1時間くらいはあけて22時くらいまでには調査をしてください。


  4. 調査の方法
    自動販売機および網戸にとまっている飛翔性の虫すべてを数えます。2台ならんだ自動販売機を調査するときは、両方かぞえてください。自動販売機にはクモがいたり、アリがはっていたりもしますが、それらはかぞえないでください(ただし羽アリはかぞえます)。大きさ別(触角を入れない本体の大きさ)に2cm以上を「大」、1~2cmを「中」、それ以下を「小」としてかぞえます。飛翔性昆虫の種類は以下のとおりに分けてください。トビケラ類は一見細長い蛾のように見えますが,触角が長いのが特徴です。


     カゲロウ,ユスリカ類  トビケラ類
     ガ類  ハエ類
     カメムシ類  羽アリ類
     甲虫類  その他

  5. データの送付方法
    データ入力のページより送信ください。


不明点等は植田 までお問い合わせください。また、時間帯別の虫の数の変化など、より詳細な調査をお手伝いいただける方も、ご連絡いただければ幸いです。