プロジェクト紹介

ホシガラス調査


ホシガラスの分布状況


このページに掲載しているホシガラスの目撃情報は、大勢の登山者の方からお寄せいただいたものに基づいています。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございます。また、登山をされた際にホシガラスを見かけたら、情報をお寄せください。ご協力よろしくお願いします。

夏季(4-9月)の目撃報告
 ホシガラスは、春から夏にかけては、亜高山帯から高山帯にかけての針葉樹林やハイマツ帯に生息し、繁殖しています。冬季に備えて低山帯に貯食のために飛来するともいわれていますが、そうした行動も捉えられるでしょうか?
 今のところそこまで詳しい状況を捉えることはできていませんが、夏季では、東北や北関東で標高2000m以下で多くホシガラスが目撃されており、中部山岳と比べると目撃される標高が低い傾向がみられます。九州に加えて四国からも目撃情報が寄せられておりいずれも約1700m前後で目撃されています。過去には中国地方でも生息が確認されていますが、この調査ではまだ情報が得られていません。関東甲信越でも梅雨が明け、今後より多くの目撃情報が集まれば、彼らの生息状況が、もっとはっきりと見えてくると思います。ご参加、ご協力、よろしくお願いいたします。

【ホシガラスの目撃される標高と山の標高】
 6月下旬以降、東北や北関東で標高1500m以上の、中部山岳で2500m以上の目撃報告が増えました。東北と中部山岳では目撃される標高に差があるように見えますが、東北には標高2000mを越える山は限られますので、その影響は大きいでしょう。
 また、情報が多い北関東、中部地方の拡大図を掲載します。すでに報告のある山でも、目撃されたときは情報をお寄せください。より多くの情報が集まることで、ホシガラスの生態をより詳しく知ることができるようになります。


夏季のホシガラスの目撃地点(2017.07.21.)


夏季のホシガラスの目撃された標高と山の標高(2017.07.03.)
(国土地理院1003山による)


夏季のホシガラスの目撃地点<北関東拡大図>(2017.07.21.)


夏季のホシガラスの目撃地点<中部地方拡大図>(2017.07.21.)

冬季(10-3月)の目撃報告
 昨シーズン以前の目撃情報も多数寄せられています。全体としては、下記よりも標高が低い傾向がありますが、それでも、冬の間もミヤマガラスが高山帯に残っている傾向があるようです。
 冬季のデータの半数以上が10月に目撃されたものですし、ホシガラスは3月には高山帯にのぼり営巣を始めるので(現在のところ3月のデータは少数ですが)、時期の分類の仕方は、今後検討する必要があると思います。


冬季のホシガラスの目撃地点

目撃情報 お寄せください!
 ホシガラスの目撃情報がより多く集まれば、より詳しく彼らの分布状況を把握することができるようになります。右の図は、現時点で得られている情報で、Google Earthを用いて描いていますが、日本地図全体を俯瞰すると密に分布しているように見える北アルプスでも、まだまだまばらです。
 山によって積雪の状況や植生も異なり、ホシガラスが分布する標高も違うことが予想されます。この調査プロジェクトでは、より多くの方の情報を求めています。
 ホシガラスを目撃した際は、
「発見したホシガラスを報告する」のページから、ご報告をお願いいたします。


北アルプスのホシガラスの目撃地点。位置は関連情報からの推定を含むため、およその位置。
Google Earth / image Landsat / Copernicus



この調査の実施には、株式会社モンベルのご協力をいただいています。