プロジェクト紹介

ヒクイナ調査


調査の仕方


  1. 調査方法
    CD、MD、カセットテープをお送りしますので
    植田 まで、必要な録音媒体(CDなど)をご連絡ください。
  2. 調査地の選定
    ヒクイナの生息環境は、水辺が草で覆われた河川や沼、池の周り、湿原、水田などです。特に、過去にヒクイナの生息を確認した場所で、現在も同じような環境がある場所はぜひ実施してください。
  3. 調査時期
    調査の季節は地域によって異なると思いますが、栃木での調査では、5月10日ごろから7月上旬が良いようです。これを目安に調査時期を設定ください。
  4. 調査の時間帯、天候
    日没30分後から21時ごろまでと、日の出60分前から日の出後2時間くらいが良いようです。早朝の場合には午前4時ごろから午前7時ごろが適当です。曇りまたは晴れの日に行ない、雨天は避けます。
  5. 野外での調査の仕方
    テープレコーダーを胸の高さに持ち、鳴き声を30秒間流します。その後、テープを止め、30秒間反応がないかどうか聞きます。反応がない場合は再び30秒間鳴き声を流します。これを数回繰り返します。調査地が広い場合は100mくらい移動して、同じ作業を繰り返します。反応を確認できた場合は鳴き声の再生をすぐにやめてください。過度の再生はヒクイナの繁殖の撹乱につながりますので注意してください。
  6. 調査回数
    可能なら同じ調査地点で5月と7月など間隔を開けて2回実施してください。1回でも構いません。
  7. 調査を実施したら
    調査結果は生息の有無に関わらず、調査票に記入してください。調査票をお送りいただいても良いですが、できるだけこちらに入力して送信ください。