プロジェクト紹介

ハトウォッチ


身近な鳥ハト

 2018年からバードバス調査を開始し、水場にセンサーカメラを設置する方法と、皆さんにアンケートに回答していただく方法で調査を進めてきました。その中でメジロやシジュウカラなどスズメ目の小鳥が中心に多く観察されていますが、ハトに関する情報も多く寄せられています。アンケート情報を整理すると、興味深いことにドバトとキジバトは、家の周辺では両種ともよく見られているものの、バードバスをよく利用しているのはキジバトで、ドバトはほとんど利用していないようでした。これは、水場のある環境、水場の大きさなどで種によっては、利用し難い状況があるのかもしれません。また、キジバトも一年中水場に訪れているわけではないようです。これには、食べ物の含水率が関係しているかもしれません。しかし、食べ物のせいなのか、地域性なのか、他の要因なのか、まだはっきりしません。
 そこで、いろいろな地域のハト情報を収集して、ハトの良く来る環境や状況を整理していきたいと考えています。


ハトの行動や生息環境を調べる

 まだ情報量が少ないため、水場の利用や季節性が異なるかその要因ははっきりとは言えない状況です。特に、ドバトについては広い場所にある水場を利用するのかどうか、キジバトについては季節による飲水と何を食べていたかといった採食行動の情報を収集していきたいと考えています。また群れの大きさ、その周辺の環境も下記の方法で情報収集を行おうと考えていますので、是非、ご協力ください。
・水場のハトウォッチ・メーリングリスト
・ハトをみたよアンケート