プロジェクト紹介

カモの性比調査


カモの性比調査 結果報告

調査結果

カモの性比調査2016報告-毎年同じ傾向を示す種と、年によって傾向が異なる種
 (バードリサーチニュース 2016年5月:4)
第2回調査(2015年1月)の報告(PDF)
第1回調査(2014年1月)の報告(PDF)

参考記事

カモの性比 どうしてオスが多いのか? (野鳥の不思議解明最前線 No. 123 )

1-2回調査の結果概要


   2015年1月の調査地

2年間の結果を分析したところ、数種のカモ類で群のオス比率に地域的な傾向があることが分かりました。しかし、二年の調査で食い違った結果ので他種もありました。下の表で、赤字は二年とも同じ傾向を示した種です。


いくつかの種について、グラフで説明しましょう。


(2014年1月)

(2015年1月)
 
ホシハジロは緯度が大きいほど、また経度が大きいほど、
群内のオスの比率が高くなりました。(グラフは経度だけを表示)
 



(2014年1月)

(2015年1月)
 
コガモは緯度が大きいほど、群内のオスの比率が高くなりました。  



(2014年1月)

(2015年1月)
 
オシドリは両年で反対の傾向になりました。  


緯度・経度とオス比率に傾向の見られない種や、年によって傾向が異なる種があったことは、調査をした2年の間に、気候や餌条件、調査地の位置の違いがあったためかもしれません。例えば、オシドリは2015年は通常のオシドリの越冬地での観察数が少なく、食物のドングリが不作との情報もありました。このような食物資源量が分布に影響した可能性もあります。