イベント情報


第15回バードリサーチ大会のお知らせ


バードリサーチでは、会員の集いとして毎年バードリサーチ大会と銘打って研究集会を開いており、今年は11月21日(土)に石川県金沢市で開催します。
 会員・参加者の皆さんからの口頭発表を募集します。ご自身の調査結果を発表してくださる方は、大会参加申し込みの際に、送信フォームに発表タイトルなどの必要事項をご記入ください。発表予定の方や懇親会に参加予定の方は、必ず事前申し込みをお願いします。その他の方は当日参加も可能ですが、人数把握のため、事前申し込みにご協力いただけると助かります。みなさまのご参加をお待ちしております。

口頭発表をご希望の方および懇親会参加ご希望の方は 11月6日(金)までに参加申し込みをお済ませください。

※この度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受け、オンライン開催に変更される可能性があります。金沢の会場で開催される場合でも、参加者が密接する機会を減らすため、ポスター発表は実施しません。懇親会も中止とする場合がありますので、予めご了承ください。また、参加者の皆様にはマスクの着用をお願い致しま す。 また、万が一の感染症発生時に感染経路の判定に協力できるよう、参加者の皆様の氏名と連絡先の記録を取らせていただきます。(お預かりした個人情報を他の目的で流用することはございません。) オンラインでの開催に変更する場合は、大会のひと月前を目処に決定します。



非会員の方は、会費無料の会員区分もありますので、是非この機会にご入会ください。


主 催

認定NPO法人バードリサーチ

助 成

 

日 時

 研究集会 2020年 11月21日(土)10:00 ~ 17:00(参加費無料 受付9:30~)
 懇親会  同日17:30~20:00

会 場

石川県文教会館 401・402 会議室(大会議室)
  〒920-0918 石川県金沢市尾山町 10-5
  TEL:076-262-7311
 
[Google Mapで場所を確認する]

交通案内

JR 金沢駅より徒歩約 20 分(1.5 km)

バスでのご来場
金沢駅より香林坊方面行のバスをご利用ください。 「南町・尾山神社」下車、徒歩 2 分。

お車でのご来場
駐車スペースがございません。 お車でのご来館の際は周辺の有料駐車場をご利用ください。

小松空港からお越しの方
小松空港より金沢市内経由バスにて 「香林坊」下車、所要約 50 分(「香林坊」より徒歩 10 分)



その他

昼食については、会場の近くにカフェやレストラン、コンビニが多数あります。
金沢市民の台所と言われ、海鮮中心に飲食店も多い近江市場も会場から徒歩数分 です。
宿泊は各自で手配をお願いします。


プログラム(予定です。随時修正します)
※オンラインの場合のプログラムは後日お知らせします。

9:30       開場
10:00~11:30 招待講演
13:00~17:00 口頭発表
17:30~20:00 懇親会
20:00      閉会

口頭発表は(15分+質疑5分)
でご準備ください。





招待講演


石川県の里山における果実と鳥類の相互作用:種子散布者としての森林性鳥類の重要性
演者:北村俊平 氏 (石川県立大学 生物資源環境学部)
動物による種子散布の研究には、どの動物種がどの果実種を利用しているのかといった基礎情報が必要不可欠です。2012年より石川県立大学植物生態学研究室では、石川県内のスギ林や雑木林の低木や草本を対象として、果実を利用する動物やそれらの種子散布者としての生態系機能を調査してきました。同時に複数台の自動撮影カメラを設置することで、数週間から数か月間におよぶ結実期間を通して、果実を利用する動物の採食行動を詳細に観察することが可能となりました。その結果、これまで定量的なデータを得ることが難しかった低木や草本の果実がヒヨドリをはじめとした多様な鳥類に利用されている実態が見えてきました。本発表では、これまで石川県で行ってきた研究の概要と今後、進めていきたい研究について紹介します。

林床の赤い実を食べるのは誰?~低木5種と草本1種における2年間の観察~
演者:前田大成 氏北村俊平 氏 (石川県立大学 生物資源環境学部)
果実食動物による種子散布は森林生態系における代表的な相利共生関係の一つである。日本の森林でも高木や亜高木を対象とした研究から、鳥類や哺乳類の種子散布車としての重要性が定量的に示されてきた。林床で小規模に結実する低木・草本でも果実食動物による種子散布の重要性が示唆されてきたが、定量的な情報は限られており、それらの植物にとって重要な動物はほとんどわかっていない。本研究では、近年新たな観察手法として注目されている自動撮影カメラを用いることで、これまで見過ごされてきた低木・草本の果実を持ち去る動物相の解明とそれらの果実持ち去り数の定量化を試みた。石川県金沢市の落葉広葉樹林内に自生する計6種の低木・草本(ヒメアオキ、ニワトコ、カントウマムシグサ、サルトリイバラ、カラタチバナ、ヤブコウジ)における2年間の観察結果に基づき、これらの低木・草本の果実とその果実を持ち去る動物との関係について紹介したい。

石川県林業試験場の森における鳥類記録手法(音声録音とスポットセンサス)の比較
演者:山川将径 氏 (株式会社 国土開発センター)・北村俊平 氏 (石川県立大学 生物資源環境学部)
鳥類は森林生態系の指標種として利用されている。本研究では、鳥類を対象として同時刻・同地点でスポットセンサスと音声録音を行い、スポットセンサスに対する音声録音による調査の有効性を検証した。2014年6月から9月に2回(各3日間)、石川県林業試験場内の3地点にICレコーダーを設置して、鳥類の鳴き声をタイマー自動録音した。また同時刻に同地点で15分のスポットセンサスを行い、音声録音で記録された鳥種と比較した。スポットセンサスで25種、音声調査で23種の計25種が記録された。両手法で調査努力猟に対する記録種数の増加傾向は類似し、記録種数の平均値にも有意差はなかった。スポットセンサスの方が音声録音よりも種多く記録されたが、音声録音の記録率は92%と高く、森林性鳥類を記録する有効な手法であると考えられる。また、従来の調査手法に音声録音を補助的に利用することで、より正確に鳥種を記録できると考えられる。



口頭発表

 ※受付順 随時更新します

全国鳥類繁殖分布調査でわかった日本の鳥の現状と変化~完結編~ <植田睦之>
2016年からスタートした全国鳥類繁殖分布調査はこれまでに全コースの99%以上のコースの調査が終了しました。ここまでの結果を1990年代に行なわれた調査結果と比較することで,全国的に小型の魚食性の鳥が減少し,大型の魚食性の鳥や森林性の鳥が増加していることがわかってきました。また,全国的な傾向とは別にハクセキレイの分布が西ほど分布を拡大していたり,全国的に広がっているアカショウビンの分布が関東や北海道ではそれほどでもないなど,地域差も見えてきています。そんなここまでに見えてきた成果をご報告します。

金沢市の歴史的な緑地が鳥類の多様性に及ぼす影響 <上野裕介>

多数の録音機を使って鳥を調べる(実際と可能性)<石田健>