プロジェクト紹介

森林性鳥類のモニタリング


モニタリングサイト1000 陸生鳥類調査


 環境省ではモニタリングサイト1000事業の1つとして,森林の鳥類のモニタリングを行なっています。バードリサーチは,自然環境研究センター,日本野鳥の会と共にこの事業を受託しています。


コア・準コアサイトでの森林性鳥類調査


全国に配置された20のコアサイトと29の準コアサイトで調査を行っています。コアサイトでは毎年,準コアサイトでは5年に1回の鳥類調査を行なっており,毎木調査や落葉落枝の調査なども行なっています。
コア・準コアサイトのページ


一般サイトでの森林・草原性鳥類調査


全国420の一般サイトで5年に1度調査を行なっています。
一般サイトのページ


ニュースレターの発行




 調査の結果や陸生鳥類の最新情報などをまとめたニュースレターを年に2回発行しています
 ・ Vol.15 No.2(2024年2月発行)  ・ Vol.15 No.1(2023年8月発行)
 ・ Vol.14 No.2(2023年2月発行)  ・ Vol.14 No.1(2022年8月発行)
 ・ Vol.13 No.2(2022年2月発行)  ・ Vol.13 No.1(2021年9月発行)
 ・ Vol.12 No.2(2021年2月発行)  ・ Vol.12 No.1(2020年9月発行)
 ・ Vol.11 No.2(2020年1月発行)  ・ Vol.11 No.1(2019年8月発行)
 ・ Vol.10 No.2(2019年2月発行)  ・ Vol.10 No.1(2018年9月発行)
 ・ Vol.09 No.2(2018年2月発行)  ・ Vol.09 No.1(2017年9月発行)
 ・ Vol.08 No.2(2017年2月発行)  ・ Vol.08 No.1(2016年9月発行)
 ・ Vol.07 No.2(2016年3月発行)  ・ Vol.07 No.1(2015年9月発行)
 ・ Vol.06 No.2(2015年2月発行)  ・ Vol.06 No.1(2014年8月発行)
 ・ Vol.05 No.2(2014年3月発行)  ・ Vol.05 No.1(2013年9月発行)
 ・ Vol.04 No.2(2013年2月発行)  ・ Vol.04 No.1(2012年9月発行)
 ・ Vol.03 No.2(2012年1月発行)  ・ Vol.03 No.1(2011年9月発行)
 ・ Vol.02 No.2(2011年2月発行)  ・ Vol.02 No.1(2010年8月発行)
 ・ Vol.01 No.2(2010年1月発行)  ・ Vol.01 No.1(2009年7月発行)


 毎年のレポートのほかに,これまでのとりまとめ報告書を発行しました。
  第2期取りまとめ(71MB)
  第3期取りまとめ(24MB)



パンフレット

東アジア陸生鳥類モニタリングスキームへの協力
日本のモニタリングサイト1000陸生鳥類調査は、アジア地域で唯一、国で統一された調査として評価されており、日本、中国、韓国、ロシアが参加する「東アジア陸生鳥類モニタリングスキーム」において、モニタリングの基礎データとしての活用が検討されています。当調査への参加は、アジアの陸生鳥類保全への貢献につながります。

日本語版   ○英語版


論文



  • Katayama N, Fujita T, Ueta M, Morelli F & Amano T (2023) Depopulation and warming climates explain bird population trends in Japan. Conservation Biology 2023;e14175.
  • 植田睦之・堀田昌伸 (2022) 森林性鳥類のさえずり時期に気温や降水量が与える影響.Bird Research 18: A63-A70.
  • 植田睦之・山浦悠一・大澤剛士・葉山政治 (2022) 2種類の全国調査にもとづく繁殖期の森林性鳥類の分布と年平均気温.Bird Research 18: A51-A61.
  • Ueta M (2020) Avifauna at Ooyamazawa: Decline of Birds that Forage in Bushy Understories. Sakio H (ed) Long-Term Ecosystem Changes in Riparian Forests. Springer Open Access.
  • 植田睦之(2019)森林に設置したICレコーダで録音聞き取りした森林性鳥類のさえずり頻度のデータ.Bird Research 15: R1-R4.
  • 植田睦之ほか(2019)シカの下層植生摂食の影響が宿主を通して托卵鳥へ.Bird Research 15: S11-S16.
  • Kawamura et al. (2019) Seasonality in spatial distribution: Climate and land use have contrasting effects on the species richness of breeding and wintering birds. Ecology and Evolution https://doi.org/10.1002/ece3.5286
  • 植田睦之ほか(2014)全国規模の森林モニタリングが示す5年間の鳥類の変化. Bird Research 10: F3-F11.
  • 植田睦之(2014)温度ロガーをもちいたヤマガラの繁殖時期のモニタリング. Bird Research 10: F21-F25.
  • 植田睦之・福井晶子・山浦悠一・山本裕(2011)全国的な生態観測調査「モニタリングサイト1000」で見えてきた日本の森林性鳥類の分布状況. 日本鳥学会誌 60: 19-34.


  • 調査マニュアル


    第1期(2004~2007)のラインセンサスのマニュアル
    第2期(2008~)のコアサイトのマニュアル

    調査の研修会動画

     


     ・モニタリングサイト1000とは  ・一般サイトの成果    ・コアサイト/準コアサイトの成果
     ・鳥類調査の方法  ・模擬調査実習    ・植生調査の方法


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    冬の調査報告 
     
    鳥類調査の方法
     
    植生調査の方法
     
    鳥類調査模擬実習
     

    模擬実習(越冬期)