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バードリサーチの研究誌に投稿するみなさんへ

 バードリサーチの研究誌は鳥類の生態や保護などに関する総説、原著論文、短報などを掲載する和文誌です。以下の投稿規定に沿って原稿を作成し、ご投稿してください。

掲載する論文
 Bird Researchは,鳥類の生態,保護事例,繁殖・飛来等の観察記録,調査手法の紹介,論文に対するコメントなどを掲載します。観察記録については,地域(東北地方,関東地方など)での初記録については掲載しますが,○○県の初記録のようなものについてはお断りすることもあります。観察記録について投稿される場合は事前に編集者にご相談ください。なお,学会発表や内部報告書の場合を除き,すでに文献として印刷されている内容については,新たな情報や視点が加わっていない場合には掲載をお断りしていますので,ご注意ください。

投稿資格
 著者に1名以上のバードリサーチの会員が入っていることを原則とします(会費無料の協力会員でもかまいません)。著者は原則として個人名としますが、団体名での投稿も、責任者名を明記している場合には受付けます。これは団体名のみで掲載した場合に、将来、その論文の内容についての疑問等を誰に問い合わせたらよいのかがわからなくなる可能性があるためです。

原稿の書き方
 原稿の本文はワードプロセッサーで作成ください。図表は写真や絵の場合はJPEG形式で、その他の場合はイラストレーター形式かWindow Meta File形式が望ましいですが、手書きの図表や他のソフトウェアでつくったものも、画質が良いものについては問題ありません。

報文の構成
 報文の種類には総説・原著論文・短報・テクニカルレポート・コメント(論文に対する追加情報や意見,反論)・調査データ(研究上有用なデータの公開)があります。それぞれの構成は次のとおりとします。コメントについては本文の部分については書式を設けませんが,他種の報文に準じて作成ください。

総説・原著論文の場合
 表題、著者名、所属および住所(掲載してよい場合は論文責任者のe-mailアドレス)、和文要約、和文キーワード、本文、謝辞、引用文献、英文表題、英文著者名、英文所属および住所、英文要約、英文キーワード

短報・テクニカルレポート・コメント・調査データの場合
 表題、著者名、所属および住所(掲載してよい場合は論文責任者のe-mailアドレス)、本文、引用文献、英文表題、英文著者名、英文所属および住所、英文要約、英文キーワード、和文要約、和文キーワード。和文要約は論文には使用しませんが、ホームページ掲載用に使います。

 原稿の第 1枚目は表紙とし、次の事項を記入してください。和文表題、投稿者(2名以上の場合は責任者)の氏名、住所、電話番号、もしあればFax番号、E-Mailアドレスを記入してください。そして、原稿の2枚目以降から改めて表題、著者名の順で書きすすめます。

本文
 本文は、「はじめに」「調査方法」「結果」「考察」(もしくは「結果および考察」)の順に書きます。短報の場合は項目をわける必要はありませんが、この順序にしたがって書きすすめてください。
 用語はほかに使える日本語がない場合を除き「カタカナ語」は避けてください。言葉に流行り廃りがあるので、現在使われている言葉が将来使われなくなるかも知れません。その場合「カタカナ語」では類推がしにくいので、できる限り「カタカナ語」は使わないようにしてください
 例:「カウントした」→「かぞえた」  「パーチした」→「とまった」

はじめに」では、その研究にどのような意義があるのか、どうしてそのような研究を行なったのかなどについて書いてください。もし同様な研究がすでに行なわれている場合は、今までどのようなことが明らかになっていて、どのようなことがわかっていないのかについて概説して、その研究の重要さや面白さをアピールするようにしてください。

調査方法」では、まず調査地について書いてください。生息地がわかることにより悪影響が生じるような種では大まかな記載でかまいませんが、それ以外の場合は、地名とともに誰でも調査地がわかるように緯度経度を示してください。また環境についても記載してください。次に調査方法について書きます。いつからいつまで、どれくらいの頻度で調査を行なったのか、どのような方法で調査を行なったのかについて、「ほかの人がこれを読んで同じ調査をできるか?」ということを意識しながら書いてください。

結果」「考察」では、調査でわかったことを簡潔に書き、その結果と文献資料から、考えられることを考察してください。結果は過去形で、考察は現在形で書くとともに、文章をしっかり分けて何が結果(事実)で、何がそれをもとにした考察なのか、読者がしっかりわかるように書いてください。
重要な調査結果については図や表で示してください。具体的なデータが重要な場合は表で示しますが、それ以外の場合はできるだけ図で示してください。それは図の方が一目でわかりやすいからです。
論文の考察は結果と文献資料から考えられることについて書くものです。結果から離れて仮定をくり返すと「お話」になってしまうので注意してください。

生物名単位など:動植物の和名は原則として片仮名書きとし、学名には下線を引いて、イタリック体の指定をします。学名は 1回目にその種が出てきたときに書き、2回目以降は書きません。また、同じ属名の種が続く場合は、2種目は属名を省略します(例:マナヅル Grus vipio、ナベヅル G. monacha)。計量の単位は、km、m、cm、ha、m² 、などCGS単位をもちいます。

引用文献
 本文中での文献の引用は、著者名(年号)あるいは(著者名 年号)とします。引用文献は、本文中に使用されたものにかぎり、かつ引用されたものすべてを記載してください。可能な限り原典にあたり、孫引きはさけてください。文献の配列は著者名のアルファベット順とし、同一著者については発表の年代順とします。各文献は次の形式にのっとり、下記の例にならって記載してください。

雑誌の場合
著者名 (発表年) 論文表題. 掲載雑誌名 巻: ページ.
1巻の中がとおしページになっておらず、号によって違っている場合には、巻とページのあいだに号数を括弧でくくって入れます。巻がなく、号だけしかない雑誌の場合は、号数を括弧でくくって示します。

単行本の場合
著者名 (発表年) 表題. 発行所, 発行地.

[]
Ueta M (2001) Azure-winged magpies avoid nest predation by
  breeding synchronously with Japanese lesser sparrowhawks.
  Anim Behav 61: 1007-1012.
植田睦之・松野葉月・黒沢令子 (2005) 東京におけるヒバリの急激な
  減少とその原因. Bird Research 1: A1-A8.
上田恵介 (1987) 一夫一妻の神話:鳥の結婚社会学. 蒼樹書房, 東京.

図および表
・図および表は、そのまま印刷に使用できるように高画質で作成ください。
・手書きで図を作成する場合は、きれいに印刷するために、原図を縮小して印刷します。図はA4用紙1枚に 1点ずつ、大きめに作成ください。また、縮小されても大丈夫なように、線や文字は太く大きく作図してください。
・コンピュータで作成した図は、印刷にあたって最終的にWindow Metafile形式で使用します。Adobe社のイラストレーターをお持ちの方は場合はイラストレーター形式で作成ください。お持ちでない方はエクセルやWindows Metafile形式で出力できるソフトウェアで作成ください。それもできない場合はPDF形式かJPEG形式で保存できるソフトウェアでもかまいません。
・表はMicrosoft社のエクセルをお持ちの方はエクセルで作成ください。
・図は編集の過程で、こちらで書きかえる場合があることをご承知ください。

原稿の送付方法と部数

・原稿はメールもしくは郵便で投稿することができます。いずれの場合も行間を十分にあけて(A4用紙に30行程度)作成し、原稿に編集者や査読者が書き込みをすることができるようにしてください。
・メールで投稿する場合、本文と図表をあわせて投稿する場合はMS-Word形式あるいはPDF形式で投稿してください。本文と図表を分けて投稿する場合は、メール本文にお送りいただいたファイル名を記入ください。イラストレーターのファイルをお送りいただく場合はファイルのバージョンを9.0以下としてください。
・郵便で投稿する場合は、原稿を3部作成し、うち 2部を投稿し、1部を著者の手元に保存しておいてください。
・図表は、校閲時に汚れる可能性があるので、投稿時には原図は送らないで、受理された時点でお送りください。

著作権

・投稿された論文のホームページへの掲載、会員/非会員への配布の権利はバードリサーチが保有します。
・著者は別刷りとしてPDFファイルを配布することは自由にできますが、ホームページ等で一般公開することについては、論文の発表年の翌年いっぱいはできないものとします。
・論文そのもの、あるいは論文に使用した図表を他用途で使用したい場合は、Bird Researchからの転載であることを明記する場合は、著者の意思で使用できるものとしますが、状況を把握しておきたいので編集までご連絡ください。

別刷
 著者にはPDFファイルを差し上げますが、費用著者負担で、1論文につき50部単位で別刷りをつくることができます。

校正
原則として初校の校正は著者が行ない、再校以降は、編集者が行ないます。著者校正は、印刷上の誤りについてだけ行ない、内容や図表の変更は認められません。

原稿の送り先
郵送の場合
〒183-0034 府中市住吉町1-29-9
 NPO法人バードリサーチ
メールの場合

原稿の受付,査読および受理
 論文を受付けた場合は,受付状がメールもしくは葉書で送られます。原稿が論文としての体裁が整っていない場合は編集者が修正依頼を作成し返送します。体裁が整っている場合は,総説・原著論文・短報・テクニカルレポートについては2名の査読者によって査読され,掲載の可否および内容について検討されます。コメントについては,編集者が査読を行ないますが,コメントの対象となった論文の著者もその原稿を読み,それに対する修正依頼を作成するとともに,そのコメントに対するコメントを作成することができます。査読の結果は編集者および査読者による修正依頼とともに著者に返送されます。掲載が可能な場合は,著者は修正依頼に基づき修正原稿を作成します。査読者や編集者の修正依頼に従えない場合は,その理由を明記し,修正原稿とともに返送ください。論文受理の日付は、編集者がその論文の掲載を認めた日とします。