バードウォッチングを記録しませんか?
野鳥データベースプロジェクトでは、野鳥記録を整理するためのデータベースソフト「フィールドノート」を無償で提供しています。フィールドノートはWeb上で使用するデータベースで、個人やグループで観察記録の整理に便利な仕組みになっています。
なお入力した記録がホームページで公開されるようなことはなく、記録は利用者自身しか見ることができません。ただし例外として、フィールドノートに記録されたデータは野鳥データベース・プロジェクトで全国的な野鳥分布を調べるために利用させていただく場合があります。この場合も、観察した方のお名前や、正確な観察場所を外部に公開することはありません。
野鳥データベース・プロジェクトは、NPO法人バードリサーチ、(財)日本野鳥の会、東京大学樋口研究室の共同研究です。
データベースとExcelは、どう違うのでしょうか?
コンピュータを使って野鳥の観察記録を整理するのに、一番普通の方法はExcelを使うことでしょう。データベースソフトとExcelとの違いを比較してみましょう。
1.記録集計の効率化
Excelでは年単位の記録を1ファイルにまとめていることが多いと思いますが、何年分もの記録を集計しようとすると、それらを1つの表にまとめ直さないといけません。さらにデータを追加するたびに同じような表作りを繰り返したり、見ため重視で表を作っていると表の統合が大変になってしまいます。
データベースは、記録のタイプや日時を考えずにどんどん保存しておいて、あとから種名、日付、地名などの条件で記録を抽出して表を作るという使い方をします。Excelでは「表を統合してデータにする」ことをしていましたが、データベースは「データをためてから表を作る」という手順なのです。
2.データの安全な保管
Excelに入っているデータを報告書にまとめようとして、種名、日付、地名などで何通りもの並べ替えを繰り返しているうちに、どれが元のデータだったか分からなくなってヒヤリとした経験はありませんか? データベースでは元データには手を触れないまま、種名や地名で条件検索して必要な表を生成することができますから、間違って大事なデータを壊してしまうことがありません。また、フィールドノートはインターネットのサーバーにデータを保存しますが、サーバーのデータを毎日バックアップしていますので、データは確実に保存されます。
3.グループでのデータ共有
グループで野鳥調査をしたり、バードウォッチング記録を集約したりするときに、データ整理の負担が特定の人に集中するせいで、整理作業に時間がかかってしまうことがあります。
フィールドノートには利用者同士がグループを作って、自分のデータのうち指定したデータを同じグループに所属する人が利用できるようにする機能があります。たとえば「ガンカモ調査」というグループを作り、自分が担当する調査地のガンカモ記録を共有指定すると、あなたのデータが他のグループメンバーからも参照可能になるので、グループの誰か1人が全員の調査結果を横断的に検索して、結果集計をすることができます。
グループ共有機能は特定メンバー同士でデータを共有する機能で、メンバー以外の人にはデータは見えません。

