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ガンカモ類の初認調査

 地球温暖化は渡り鳥の飛来時期に影響を与えていると考えられます。例えば、1970年代以降に宮城県の伊豆沼に飛来するマガンは、遅く来て早く帰るようになったことが分かっています。このような例は身近な場所にいる水鳥の仲間でもおきていないでしょうか?
伊豆沼で越冬するマガンは、秋の飛来時期が遅くなり、春の渡去時期が早まっている
呉地正行 2008. ガン類の越冬地の北上と急増する個体数.
温暖化と生物多様性(岩槻邦男・堂本暁子 編). 築地書館


みなさんがよく観察している場所のガンカモ類の初認日をお知らせ下さい。

         

【昨年(2008年)の初認状況はこちらです】

今年(2009年)の初認状況


マガン

【過去のマガン飛来マップを並べて表示】




オオヒシクイ

 




オシドリ

 オシドリは日本でも繁殖しているカモですが、冬になるとロシアから渡ってくる越冬個体や国内でも暖地へ移動してくる個体がいるため、夏のあいだ見られなかった場所でオシドリが観察されるようになります。
 夏の間は見かけない湖沼で初認した日をお知らせ下さい



マガモ

 環境省のガンカモ類の生息調査によると、日本で一番数の多いカモです。それだけ初認情報も多いかと思いきや、コガモよりも報告が少ないのは、両種の生息環境に違いがあるせいかもしれません。



コガモ

 一番早く日本に渡ってくるカモです。今年も各地からたくさん報告が届いています。




ヒドリガモ

 




オナガガモ

 10月5日早朝に新潟県の福島潟に約2800羽が飛来したそうです。青森県の廻堰大溜池では10月25日に数万羽が滞在していました。どちらも中継地ですが、これからどこへ移動していくのでしょうか。




ハシビロガモ

 




オカヨシガモ

 




ヨシガモ

 




シマアジ

 秋の早い時期に日本を通過していくカモだと言われていますが、いつごろまで見られるのでしょうか。ご覧になった方は、ぜひ情報をお送り下さい。




キンクロハジロ

 




ホシハジロ

 10月初めに琵琶湖の湖北野鳥センター前に約7000羽が飛来してるそうです。短期間でいなくなるそうなのですが、どこへいくのでしょう?
 




スズガモ

 




オオバン

カモの仲間ではありませんが、冬になると北から渡ってきて、春夏よりもずっと数が多くなります。春夏にオオバンがいない場所で見かけたら、お知らせ下さい。
 



その他

以下のガンカモ類は、もう少し情報が集まったら地図にします。
日本で繁殖する種も含んでいますが、それでもMy初認情報がたくさん集まれば、渡り時期が見えてくるはずです。皆様からの情報をお待ちしています。

住所 種名 初認日
茨城県那珂市 オオハクチョウ 2009/10/16
山形県酒田市 コハクチョウ 2009/10/01
岡山県浅口市金光町道木 アカハジロ 2009/10/10
兵庫県伊丹市昆陽池 アメリカヒドリ 2009/10/12
茨城県稲敷市西之洲 アメリカヒドリ 2009/10/18
山形県酒田市 カンムリカイツブリ 2009/10/04
十勝郡浦幌町 サカツラガン 2009/10/06
十勝郡浦幌町 ハクガン 2009/09/30
岡山県笠岡市 ミコアイサ 2009/10/19

オオバンやオシドリは夏の間は見かけない湖沼で初認した日をお知らせ下さい。