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ベランダバードウォッチ−身近な野鳥調査−を始めます
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● 身近な鳥図鑑

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身近な鳥が減っている

どこにでもいると思われていた鳥が急激に減少していることがイギリスで報告されています。街中で一番身近な鳥であったイエスズメや農地ならどこでもいたヒバリ(Donald 2004)が急激に減っていることが話題になり、その原因の究明が進められています。日本では夏鳥が減っていることが十数年来話題になっていましたが、最近の研究から、夏鳥だけでなく、イギリスと同様にヒバリなど身近な場所に生息している鳥も減ってきている可能性が指摘されています。


必要になってきた身近な鳥の調査

夏鳥などが生息している「鳥の多い場所」では、探鳥会などが行なわれていて、その結果から鳥たちの現状や過去からの変遷をある程度知ることができます。ところが身近な場所の鳥については、一番簡単に観察のできる場所にもかかわらず、情報が残されていません。減ったと言ってもまだ普通種なので、情報収集をしても報告があがってこないという問題もあります。
そこで,日本野鳥の会栃木県支部と共同で,この調査を行なうことにしました.

文献
Donald, P.F. 2004. The Skylark. T & AD Poyser, London。
内田康夫・島津秀康・関本兼曜. 2003. 都下自由学園周辺の鳥相変化と
  環境変動 ―長期羽数調査の統計分析から―. Strix 21: 53-70.


日本でも減っていると考えられているヒバリ。イギリスでは春播き小麦から秋播き小麦への転換や、農業の大規模化が減少の原因として考えられています。東京では農地の減少や作物の小麦から野菜類への転換が減少の原因と考えられていますが、その他の地域の分布状況や変化の原因は明らかでありません。

ヒバリ

減っている可能性のあるスズメ。イギリスではイエスズメが減少していて、その原因の究明のための調査が始まっています。日本では、東京都東久留米市で1964年から行なわれている調査の結果から、スズメの個体数が大きく減少していることが示されています(内田ほか 2003)。そのほかの地域ではどうなのでしょうか? 日本のスズメの現状を知るためにはベランダバードウォッチのような身近な場所でのデータ収集が必要なのです。

スズメ

本活動はセブン-イレブンみどりの基金から
助成を受けて立上げました


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